有限会社徳山送電
社員が「帰りたくなくなる」居心地の良さを。100年企業を目指すための環境づくり
「夏は暑く、冬は寒い」という以前の環境から、社員の皆様が自然と集まり、笑顔が生まれる空間へと生まれ変わったオフィス。リニューアルのきっかけや、そこに込められた2代目社長の貞益剛様の想い、そして劇的に変化した社内の様子についてお話を伺いました。
リニューアルを検討されたきっかけを教えてください。
100年企業を目指して。環境を一新し絆深まる場へ
もともと「オフィスをどうにかしたいな」と思って探していた時に、たまたま御社のホームページを見つけたんです。そこに「100年続く会社」とあって、「100年ってすごいな」と感銘を受けました。うちも今40年ですが、将来的に100年企業を目指しているので、そこに惹かれて問い合わせたのが始まりです。
これまでの環境は正直、少し過酷でした(笑)。もともと社員同士の仲は良いのですが、エアコンがなくて夏は猛烈に暑く、冬はストーブ1つをみんなで囲んで暖を取るような状況でした。 それに加えて社員も増えてきて、「座る場所がない」「新入社員のロッカーや荷物置き場がない」という物理的な問題も出てきました。「これはまずい、環境を整備して、さらにコミュニケーションが深まる空間を作りたい」と思ったのが一番のきっかけですね。
今回のリニューアルでこだわったポイントはどこですか?
素材の「味」を活かし、かっこよくて心安らぐ場へ
まずは「かっこいい」ことですね(笑)。社員が自分の会社を「うちはかっこいいでしょ」と誇れるような場所にしたいと思いました。 また、現場での仕事は身体的にもハードなので、帰ってきた時に心からリラックスできる「居心地の良さ」を重視しました。当社のミッションに「個々を成長させるチームワーク」というものがあるのですが、それを実現するにはコミュニケーションが不可欠です。仕事の話はもちろん、雑談も含めて自然と会話が生まれる空間を目指しました。
デザイン面では、職人さんの提案が素晴らしかったです。あえて既存のブロック塀や床をそのまま活かして塗装せずに「味」として残したり、木の節がない柱を選んでくれたり。青い壁紙の色合いや、照明のチョイスも「これだ!」という感じでしたね。
実際に新しい休憩室を使われてみて、社員の皆様の反応はいかがですか?
長く安心して働ける。住環境も見据え、人が育つ未来を
一番の変化は、みんなが「会社から帰らなくなった」ことですね(笑)。 うちは朝が早い分、現場が14時頃に終わることもあるんですが、以前なら解散していたところを、今は16時、17時までずっとここで喋っています。「早く帰ればいいのに」と思うくらいですが、それだけ居心地が良いんだと思います。
以前はシャッターだけの開放的な空間でしたが、今回は断熱もしっかりして壁を作りました。でも、完全に閉鎖するのではなく、三枚戸にして開放感も残してもらったのが良かったです。天気のいい日は開け放って、風を感じながら過ごせます。
また、見た目のかっこよさは、ただの見栄えだけではないと気づきました。「この会社はこういう雰囲気ですよ」「コミュニケーションを大切にしていますよ」というメッセージが、空間を通して伝わるようになります。 今後は、実習生や遠方からの社員が安心して働けるよう、寮などの住環境の整備も考えていきたいですね。人が増え、会社が成長していく中で、みんなが長く安心して働ける環境をこれからも作っていきたいと思います。
インタビューを終えて
~山口オフィスづくり.com担当者より~
徳山送電様、この度はインタビューにご協力いただきありがとうございました。 「早く帰れるのに帰らない」というエピソードは、空間づくりをお手伝いした私たちにとって最高の褒め言葉です。
既存の素材を活かした「男前インテリア」な空間が、職人の皆様の誇りにつながっていることを大変嬉しく思います。
今後とも末長いお付き合いをよろしくお願いいたします。